とらくばってみる。(噛みついただけか?)

友人のS H O S i R Aさんが10月9日の下の方で日本で3Dベースのアニメが出てこない事について書いてました。
詳しくは向こうを見ていただくとして別の視点から見ても面白そう。
なお、私現在CGから結構離れているため今回めっちゃ無責任モードです。
間違ったこと言ってたりしたら教えてくれ。
ちなみに、別にしょーしらさんの言ってることを補いもしなければ反論もしません。
ただ、ネタをもらうだけ。まあ、何事も一面だけじゃ計れないって事で。
ではまず、しょーしらさんの言ったことを簡単に。

日本では技術も資金も潤沢でないのでしょぼいのしか作れない。(超意訳)

そこら辺の事情はさっぱり解りませんが、もっと根本的に違ってる気がしますよ。
向こうでも例示されているFF(映画)にしてもアップルシードにしてもすごいと思いますよ。
ただそのすごさを我々ではなくCGやらない人に解るかどうかとなると話は違うと思います。
どうしても日本人は(日本人以外も?)こんな物があるからじゃあこれを作ろうかとなってしまいがちです。
造形風に言い換えるとリューターがあるからポリパテを使おうってところです。
最終的にウレタンでキャストしてしまえば原型がファンドだろうがパテだろうがクレイだろうが関係ないはずですよ。
素材ごとに表現しやすさはもちろんありますけど。
CGとてツールにすぎません。道具であり素材に過ぎません。
何で造るかよりも何を造るかって方が月並みな意見ですけど重要なのでは?

海外では資金も技術もあるから3Dベースが多い。(意訳)

そうともいいきれんでしょう。っていうか、何で造っても良いわけです。
向こうの人の感覚に合うものを造るのには3Dのほうが向いてるのかも知れない。
原型をファンドで造ろうがクレイで造ろうが原型作ってる人以外には関係ない。
原型作ってる人とか造形に興味ある人は「何で造ったんですか?」とか聞くかも知れないけど。
さらに言えば品がPVCでもウレタンでもABSでも関係ない。
ちゃんと再現されてるかどうかが問題。
その為に素材を偉ぶって言うのなら解るけど。



それに造形やるとよくわかるんですがアニメ絵の多くはデッサンが狂っているため3Dでモデリングするには適していません。
だから3Dキャラの多くがテライユキみたいな顔になっちまうのではないだろうか?
それが最大の理由な気がする。つまり萌えない。
まあ、萌えなくはないだろうけどゆめりあとかの例もあるし。
でもアニメチックな表現ならば2Dでやった方が簡単なわけだ。
簡単な方ばっか流れていくのもどうかと思うけどね。
まあ、いまいち落ちてないしとらくばする事もない気がするけどここらでおひらき。
続く可能性はなきにしもあらず。