珍しく続く

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

杖と呪文

実はハリポタのワンドと単語による魔法ってのはあんまり好きじゃありませんでした。
ロッドや文章による魔法の方が慣れ親しんでいるからですけど。
しかし、今回5巻を読んで魔法をまるで銃弾や剣戟のように繰り出す魔法戦闘を行うのにはワンドと単語による魔法の方が向いてるなと思いました。
従来のファンタジーにおいて魔法使いというのは基本的にあまり活発な人種ではない。
活発な魔法使いもいるけどね、大勢。
タダ、一般の魔法使いってのはそうでもない。
これはロッドという長モノを持って上に魔法をかけるまでに時間がかかるからでしょう。
あくまで魔法は戦闘の主力でく止めであり支援だったわけです。
ロケットとかミニミみたいな位置づけだったと。
ハリポタではワンドと単語レベルの呪文を使うことによって魔法使いが単体で戦闘に参加できるようになった。
拳銃とか刀剣、位の位置づけになった。
と共に、魔法を使うまでのロスタイムが短いからこそハリポタの魔法界では魔法が普及したのかも知れない。
何ページもあるような呪文を全身全霊で唱えてやっと火の玉を出せるのに比べるとお手軽だしね。

キャラ

今回の新登場キャラも面白かった。
中でもトンクス。
どじっ娘な上に名前が「ありがとう」。
なかなかしゃれが効いてるね。
日本人にしか解らないけどさ。
何か萌えた。