富士見の受賞作品。
3部構成で3代に渡るお屋敷の所有者とメイドさんの事件を描いた作品です。
前半(1部と2部の半分くらいまで)に読者の頭の中で蓄積された謎や伏線が後半するすると解けていくのが心地よい作品です。
富士見ミステリー文庫から出ているのでホラー色強めな気もしますが。
山本ケイジさんの白黒イラストが雰囲気を盛り上げてくれます。
シャーロットがかわいすぎ。
作中で重要なキーワードとして「ミリアム人形」ってのが出てきますがミリキン人形を思い出させたり。
作中のヒロインと一緒に妄想にはまって考え込んだりして作者に見事騙される。楽しい一品でした。
こわいけど。
狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

3巻は恋敵のお話。
それとバブルのお話しです。
本来ならば価値がないモノの値段の大規模な変動を利用して儲けたり損させたり。
狼と香辛料 (4) (電撃文庫)

狼と香辛料 (4) (電撃文庫)

ホロ可愛い。