こいつぁすげえ

ZEBRA frisha automatichttp://www.zebra.co.jp/pro/frisha.html
正直わたしは振ると出てくるシャープペンをそんなに評価していませんでした。
初めて使ったのが製図用の振ると出てくるタイプで結構気に入ってたのですがもらい物で古かったこともありチャック部が摩耗して芯が引っ込むようになったのが原因かも知れません。
さて、学校の生協で見かけたフリシャオートマチック、書いた分だけ芯が出てくるらしい。
先端にもバネが入っている様子。プラスチックの先端部を引っ込めて手を離してみると芯が出てきた。
欲しい、とても欲しい。168円。
さて、今、学校の生協では読書マラソンというのをやっている。
雑誌、教科書、漫画以外の本の感想を5冊分カードに書いてカウンターに持って行くと300円分のお買い物券をくれるという、本好きで布教したい病の人にはたまらないサービス。
168円なら300円でおつりが来る。と言うことでその日は家に帰って本の感想を書くことに。
で、晴れて手に入れたフリシャオートマチック。さっそく図面を書くのに使ってみる。
先端が浮遊式でしかも微妙にふにゃふにゃしていて線を引きにくい。
しかし、振ると出てくるってのがこんなに便利なモノだとは。
芯が殆ど出ていない状態で書くならばノック不要、線を引くときなど長さが欲しいときには振ればよい。
あっという間に芯を使い切ってしまったが、流石に残芯が少ないとかは無いので残った芯はmillinoに投入。
なかなか楽しい文房具だった。
弱点
先端部の形状や構造的に精密に線を引くには不向き。
複雑な形状で且つその部品がプラスチック製なので摩耗しないか心配。
残芯は一般的なシャープペンシルと同じくらい残る。
消しゴムが使いにくい。
仕組み上仕方がないことだが傾けた状態だと書きにくい。
利点
ノック不要で書き続けられるために長い線を書くことは出来る。
ノック不要と言っても先端を紙から離さないと芯が出てこないので文字を書くのに向いているかも知れない。
芯の長さが必要なときも振るだけで出てくるので持ち方を変える必要はない。
先端を引っ込めると芯がでなくなるので振動で芯が出てきて折れると言うことはない。
総評
心配な点はあるモノの割としっかりした作りになっているしノック不要というのは便利。
何より面白みがある。