第二部、完。

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈6〉 (電撃文庫)

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈6〉 (電撃文庫)

バストーニュ王国編完結です。
分厚いです。
でも今回はいつもよりイラストが少ないかも知れないな。
クローデットは今回も可愛い。
何か人が死んでます。たくさん。
この後第三部、どうなるんでしょうねえ。
まあとりあえず以下、ネタバレで今後予想。

アールガウがバストーニュ王国に侵攻、王都は陥落し国王も死亡、バストーニュ500年の歴史は幕を閉じます。
予想通り北部総督区はローデヴェイクに下るみたいですね。
しかもエレオノーラがやばそうなので皇帝がやる気をなくしその隙をジュラがつく形になりそうです。
ところでノウラはアーミッシュの秘密兵器だったようです。
そのノウラはアーミッシュに拉致られていますが、それが判明した場合ジュラやロイスダール当たりがアーミッシュ侵攻に向かう可能性もでかいですな。
ノウラの海獣としての名は大天使以上の天使階級から取られてそうですな。能力的には熾天使当たり?字面的にも。
しかしそうなると相手は正解最強の騎士団。しかもアールガウと同時に敵に回すのは苦しそうですな。
一方アールガウとしてはローデヴェイクに対して四方から攻めるという作戦はエルメロー陥落で崩れ去りました。
北部がローデヴェイクに下ると相手側の兵力がかなり増強されることになりそうです。
しかもフランスをモデルにしたバストーニュは農産国家だと思われますのでローデヴェイクがかなり豊かな国になるでしょう。
ああ、でもひょっとしてバストーニュ北部を受け入れないという事も考えられますか。
ともかくアールガウはしばらくバストーニュ併合で忙しいでしょうしローデヴェイクをナントカしない限りはさらに西に進むこともなさそうですね。
結局どうなるか解らん。